
ペキニーズの特徴
・体高 20cm前後
・体重 3.2〜6.5kg
・原産国 中国
・寿命 12〜14歳
・被毛 長くて粗い直毛
・カラー あらゆる毛色

ペキニーズのルーツ
黄金に輝く豊かなコートから、ライオン・ドッグと呼ばれていたペキニーズは、チベットの「ラサアプソ」が祖先です。
紀元前から歴代のラマ教教主ダライラマが中国皇帝への贈り物とし、門外不出の犬として珍重されました。
また、中国王室でも門外不出の神聖な犬種として知られていました。1860年アヘン戦争で中国と戦ったイギリスの士官が、
宮廷に置き去りにされた西太后の愛犬のペキニーズ5、6頭を保護しイギリスへ持ち帰ったのがヨーロッパにこの犬種が紹介された最初でした。
イギリスでも宮廷や貴族だけに飼育されていましたが、1893年にショーへ出陳され、またたく間に人気犬種となりました。

ペキニーズの性格
ペキニーズは勇敢で威風堂々とし、温和で飼い主への愛情はとても深いです。しかし、
その反面、独立心が強く、確固たる意志を持っています。自分のやり方を主張し、マイペースを大切にするわがままな面も目立ちます。
ただし、それも魅力のひとつかもしれません。飼い主を独占しようとし、テリトリーの所有欲も強いところがあり、
他人に対しては冷淡なほどにそっけない部分もあります。怖いもの知らずで、忠実で、超然としていますが、臆病であったり、攻撃的ではありません。

ペキニーズの飼育のポイント
ペキニーズの長いダブルコートの被毛の維持には、毎日クシでとかし、ブラッシングすることが必要です。
シャンプーはコートを傷めるので頻繁に行うのは避けたほうがよいでしょう。
室内で自由に動き回らせる程度で十分ですが、幼犬では戸外の運動も取り入れましょう。
また、餌を与えた後は、口の周りの汚れを拭き取るなど、常に清潔にしてやるための手入れを心がけましょう。

ペキニーズのかかりやすい病気・健康上の注意点
心臓疾患、皮膚疾患、口蓋裂、肘脱臼、水頭症、乾性角結膜炎、眼瞼内反症、白内障、汎進行性網膜萎縮、環軸亜脱臼、気管発育不全、鼻腔狹窄
ペキニーズは、鼻先が潰れていて、それが人間に似た様々な表情をみせてくれます。
しかし、その顔の構造のせいで、体温の放散が効率的にできなくなってしまい、暑さに極めて弱い面があります。
特に夏場は温度管理に十分に気をつけましょう。
ペキニーズは、あまり運動を必要としません。犬種的に運動を嫌う面があるようです。
しかし、健康を維持するために適度に運動をさせてあげた方がよいでしょう。
ペキニーズのように運動量の少ない犬は、どうしても太りやすいので、注意が必要です。また呼吸困難や、大きい目は傷つきやすいので注意しましょう。